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レビー小体型認知症

認知症は、もの忘れのほか、時間や場所がわからなくなったり、だんだんと身の回りのことができなくなったりする病気。
特殊なたんぱく質によって神経伝達が障害されるために起こる。
レビー小体とは、神経細胞に出来る特殊なたんぱく質。レビー小体型認知症では、レビー小体が脳の大脳皮質(人がものを考える時の中枢的な役割を持っている場所)や、脳幹(呼吸や血液の循環に携わる人が生きる上で重要な場所)にたくさん集まってしまう。
レビー小体がたくさん集まっている場所では、神経細胞が壊れて減少している為、神経を上手く伝えられなくなり、認知症の症状が起こる。症状が出るかなり前から脳の異変は起きている。
レビー小体型認知症は、アルツハイマー型認知症に次いで多い認知症。1976年に、日本の小阪憲司(現横浜市立大学名誉教授)らによって発見された。アルツハイマー型が、女性の発症率が高いのに比べ、レビー小体型は男性の方が多く、女性の約2倍と言われている。
認知症の種類は、原因になる病気によって70種類くらいに分けらるが、そのなかで多いのが、①アルツハイマー型認知症、 ②レビー小体型認知症(DLB)、 ③脳血管性認知症。それら3つを総称して、“三大認知症”とよばれている。
レビー小体は、異常なたんぱく質が脳の神経細胞内にたまったもので、主に脳幹に現れるとパーキンソン病になり、さらに大脳皮質にまで広くおよぶと、レビー小体型認知症(DLB)になる。ただし、原因は今のところ十分にわかっていない。
アルツハイマー型では最近の出来事を忘れてしまうという症状が見られるが、これは記憶を司っている、海馬と呼ばれる部分に病変が起こる為に、記憶が出来なくなるもの。ただ、記憶の部分が侵される事で記憶出来ないとわかるが、実は記憶障害が出る何年も前から、脳の異変は起きているとされている。
レビー小体型の症状の特徴は初期の段階で物忘れより幻視が見られる。
認知症というと、物忘れが激しいというイメージだが、レビー小体型では、初期の段階で物忘れよりも、本格的な幻視が見られる場合が多くなる。幻視は、「虫や蛇などが部屋にいる」、「知らない人がいる」、「遠くにいるはずの子供が帰ってきている」などと訴え、
いるという場所に向かって、話しかけている事もある。
誤認妄想というものも、レビー小体型では見られやすくなる。まだ働いていると思っていたり、まだ自分は若くて子供も小さいと思っていたりする。また、自宅にいるのに自分の家ではないと思ったり、家族の顔がわからなかったり、家族が誰か知らない人と入れ替わっていると訴える場合もある。
パーキンソン病のような症状が出る。パーキンソン病と間違われることもあるほど、似た症状が出てくる。
手が震える、動作が遅くなる、筋肉がこわばる、身体のバランスを取る事が難しくなるなどの症状が出る。手の震えは何もしていない時の方が出やすく、物を持つなど何かをしようとすると震えが少なくなる。歩く時は、小股でちょこちょこ歩くようになり、一旦止まってしまうと、次の一歩が出にくくなる。また顔の表情も乏しくなり、笑っても怒っても口元が変わるくらいで、感情が読み取りにくくなる。頭がはっきりしている時と、そうでない時があり、それを繰り返しながら進行する。
アルツハイマー型は徐々に症状が進行するが、レビー小体型では、頭がはっきりした調子の良い時と、ぼーっとしている時を繰り返しながら進行する。
周りから見ると、しっかりしている時もあるため、ぼーっとしている時に、本当はしっかり出来るのにしないだけではないかと思って
しまい、怒ったり無理強いをしてしまう場合が発生するケースがある。
うつ症状が出たり、レム睡眠行動障害も出る。
初期の段階からうつのような症状が見られる場合が多く、うつ病と間違えられる事もある。また、何となく元気がないとか、食欲がないなどの訴えがみられる。この他にも、眠れないなどの訴えもあり、寝ている時に暴れたり大声を出したりする、レム睡眠行動障害と呼ばれる症状が出る事もある。

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