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蘇生措置拒否の急増傾向

救急車を呼んだのに蘇生措置を拒否する傾向が、がん患者の家族のなかで急増している。
蘇生処置するべきか、それとも中止か。各地の救急隊員は、患者の意思と、救命の責務のはざまで対応を迫られているケースが増えている。
1つのケースを取り上げると「私は延命治療を拒否します」という事例。広島市消防局の救急隊員は昨年12月、駆けつけた高齢者施設で、こんな題名の書類を見せられた。心肺が止まった80代男性の署名、押印があった書類を施設の職員から提示されたという事例である。
末期がんなどで終末期の患者が心肺停止になって救急隊員が運ぶ際に、本人が蘇生処置を望んでいない場合の対応について、日本臨床救急医学会は手順をまとめ、発表した。
本人が書面で「蘇生中止」の意思を示し、連絡を受けた主治医が指示すれば処置を中止する。
学会は地域の行政、消防、医療関係者らでつくる協議会で対応を決める際に今回の提言を生かしてほしいとしている。
蘇生を望んでいない患者の容体が急変し、周囲の人が状況がわからずに119番通報することがあり、救急現場では蘇生処置をすべきか対応に苦慮していた。
学会が提言した手順では、そうした患者の元に救急隊員が到着した場合、まずは心臓マッサージなどの蘇生処置をする。
その後、書面で本人の意思が確認でき、主治医の指示があれば蘇生処置をやめるとした。
主治医に連絡が取れなくても、救急隊に医学的な助言や指導をする医師の判断で中止できる。
一方、事故や事件によるけがや家族からの要望があれば、蘇生処置を続ける。
今回、救急隊員に蘇生処置をしないように求める書面のひな型も作った。
学会の坂本哲也代表理事は「終末期の患者本人の意思が尊重されるよう、体制作りの議論のきっかけにしてほしい」と話している。

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